エアコンの暖房の設定温度を上げても、中々部屋が暖かくならず、寒くてイヤだという方もいるでしょう。
ハロゲンヒーターとか、ホットカーペットなど暖房器具を使用すればするほど、今度は気になるのが光熱費。
1Kに住んでいるのに、冬は暖房器具をガンガン使うから月の光熱費がなんと1万円以上もかかった!!なんていう人もいます。
1.部屋の温度を下げる原因は窓やドアなどの開口部
例えば寝る前に暖房器具を使って部屋を暖めても、明け方に寒くて目が覚めてしまう、あるいは朝起きるのがすごい辛い、なんてことありませんか?
実は部屋の中でも、窓やドアなどの開口部で約6割程度の熱が流出してしまい、暖かい空気がどんどん外に流れていき、室温が下がりはじめます。
賃貸の窓は分譲タイプに比べて、建設コストの安いタイプを使用している場合が多く、知り合いの人で実家から一人暮らしで賃貸に住みましたが、窓際にベットを置いて寝ていたところ、朝寒くて目が覚めてしまいおかげで寝不足になった、という話を聞きました。
旭化成建材㈱の調査で、冬の室温の温度は10℃前後、布団の中は28~33℃なので、その差は約20℃。
これでは朝寒くて起きられないのも当たり前です。
冬の時期はできるだけ温度を下げたくないもの。そのためのポイントとして「気密性」と「断熱性」の2つが重要です。
窓からのすき間風があるような物件ならば、ぜひこれを利用してみると違ってくるはずです。
次に行うのは、窓に断熱シートを貼ります。こちらもホームセンターで2,000~3,000円程度で購入でき、窓に貼るだけです。
さらには窓のカーテンを厚手のものに切り替えれば、かなりの防寒対策になります。
2.冬はある程度の湿度があると温かく感じる
冬は空気が乾燥し湿度が低いため、体表面から水分が奪われやすく、その時に気化熱をもっていってしまうので、寒く感じるわけです。
寒さばかりを気にしてエアコンや電気ストーブをガンガンに使っていると、室内の湿度は下がるので、暖房器具を切ってから急激に温度が下がる原因にもなります。
ちなみに湿度もあればあるほどいいというわけではなく、数値では50%前後位が良いと薦められています。
加湿器を使ったり、ない場合は濡れたタオルや洗濯物を部屋で干したりして湿度をあげてみてください。
湿度があがると部屋の寒さもやわらいてくるはずです。
ただし湿度があがりすぎると結露が発生しカビができてしまうので要注意です。
それでも部屋の中が寒くて辛い…と思う様であれば、思い切って住み替えを検討してみるのも。
2-1:中階層で角部屋じゃないこと
最上階や1階ではない階層で、なおかつ角部屋でない住戸。
つまりは上下左右、他の部屋に囲まれている部屋。
2-2:窓サッシが樹脂製のもの、また複層ガラスの物件を選ぶ
また窓もガラスとガラスの間に空気の層のある複層ガラスであれば、中の空気が緩衝材となって、熱が逃げるのを防いでくれます。
リクシル不動産ショップ「アヴァンセ」ではこういったお悩みの相談から、どのようなお部屋を選べばよいかをアドバイスしております。
堀切菖蒲園、小菅付近でお部屋をお探しの方は、ぜひお気軽にお寄り頂ければと思います。
新着賃貸情報は、こちらで随時更新しています。
>>リクシル不動産ショップ「アヴァンセ」賃貸物件情報