初めての一人暮らしの物件は「こんな部屋に住みたい!」「間取りはこんな感じがいいな。」と夢が膨らむものです。
でも部屋の間取りや外観だけで決めてしまうと思わぬ落とし穴も!
今回は「一人暮らしの賃貸物件」で失敗しないよう、いくつかのチェックポイントをお教えします。
自分のお給料から毎月出費になるのが家賃。
間取りにこだわりすぎて、自分の想定以上の金額にしてしまうと後々の生活が大変になってしまいます。
目安は手取り収入の1/3以下がベター。
家を借りる前に、携帯代、趣味に使うお金、交際費などをきちんと把握してから家賃はどれくらいだったら払えるか?を計算しておくと、いざ家賃が払えない!という事も少なくなります。
多くの場合、駅からどれくらいのところに物件があるか?を重視しがちですが、賃貸物件の周辺環境のチェックも大事です。
一人暮らしの場合、家賃が負担になるので贅沢が中々できない状況ですよね。近くにスーパーやディスカウントストアがあれば、食材も安く買える事ができます。
また駅から賃貸物件までの道のりで暗い場所がないか?もチェックしましょう。
駅から近いけれども、繁華街の雑居ビルが立ち並ぶ物件の場合、見知らぬ人の出入りも多いので、治安が悪い場合もあります。
女性の場合は特に暗い道、雑居ビルが立ち並ぶところはできるだけ避けた方がベターです。
賃貸物件を色々見るうちに、どの部屋が自分に一番良いのか?わからなくなる場合もあります。
部屋の下見の際、チェックしたい項目をメモにまとめておいたり、メジャーをもってサイズを測っておくと、後で家具を買う際にサイズで失敗することがありません。
下見でチェックする項目は例えばこのようにしておくと良いかと思います。
①間取りのチェック(部屋の広さ・収納・トイレ、バスなど)
→スマホで撮影しておくと、後で見比べる時に便利です。
②コンセントの位置・数
→位置と数が足りるかどうかをチェックします。
③壁の厚さ
→木造、軽量鉄骨の場合、鉄筋コンクリートの物件よりも壁が一般的に薄く隣の部屋の生活音もする場合があります。
壁は見た目はわからないため、壁をノックしてみて確認します。「コーン」と壁の中空洞があるような音の場合、壁が薄い場合が多いです。
④扉の立て付けをチェック
物件が古くなるほど、建具もゆがみがちになります。ドアがしっかりと閉まるか?また台所の吊戸棚、襖、押入、クロゼットなどがしっかりと閉まるかもチェックします。
⑤部屋の内装のキズのチェック
いざ退去時にトラブルにならないよう、キズのチェックをしておき不動産営業の方にも一緒に見てもらうようにします。
⑥ゴミ置き場
ゴミ置き場が散らかっている状態だと、臭いもそうですが住んでいる人も問題があることも。ここもしっかりチェックするようにしましょう。
今回は3つのポイントをご紹介しました。
自分がわからないことは不動産営業の方に聞いてみるのも手です。
満足の行くお部屋探しをお手伝いいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。