賃貸マンションやアパートで一人暮らしをしている際に、気になるのが「テレビの音量」。
寝ている時に隣の部屋の人のテレビの音が大きくて、気になって眠れなくなったり、逆についついテレビの音が大きくしてしまって、管理会社から
「テレビの音のボリュームをもう少し小さくしてください。」
と注意されてしまったり、賃貸の場合はどうしても隣と隣の壁の厚さがない場合があるので、注意したいもの。
かと言って小さすぎると楽しめない!
また隣のテレビの音をどうにかしてほしいけど、注意ができない・・・とお困りの方に、自分でできる防音方法をご紹介します。
音は空気以外にも壁や窓を伝わって振動させすことで「音」となって隣のお部屋へ響かせます。
壁に伝わった振動=音を減少させるには、壁との間に音を遮るものを置くことで振動を減少させればよいわけです。
例えば本棚や背の高い家具を壁から1cm程度離して置くことで今よりも音が響かなくなります。家具が疑似的な壁の役割をしてくれるからです。
音がする壁や、またご自宅のテレビの後ろに吸音ボードをつけることで、お隣の音対策とともに、ご自身の家のテレビの音漏れを軽減してくれます。
壁などに音がぶつかって反響するのを防ぐので、テレビの音がクリアになります。
ちょっと前までの吸音シートは、味気ない黒で室内に貼りたくない感じのものが多かったですが、今はデザイン柄が非常に豊富になり、インテリアとして同時に使えるものが発売されています。
価格も手ごろなのも魅力です。
今人気があるのが「フェルメノン」。
厚さが9mmもあり、吸音実験では人が不快と感じる周波数(2,000~4,000Hz)で73~86%の吸音効果が測定されています。
既存の壁に虫ピンかホットメルト簡単に取り付けができるとともに、高い断熱性があるので冷暖房が節約できるというメリットもあります。
ほこりがついたら、掃除機で吸って、汚れがついた場合はその部分だけ剥がして洗って干せばまた使うことができるので、経済的にもお得です。
デザインや素材も豊富なので、吸音シートを考えている方は、こちらでご覧になると参考になると思いますよ。
その3:重低音・サラウンドで聴く場合はヘッドフォンを
音の中で最も響きやすいのが低音です。
特に最近のテレビは更に音の臨場感をだすために重低音のウーファー搭載の4K液晶テレビ「REGZA Z810X」などが人気が出ています。
映画やスポーツなどはどうしても音がある程度大きくないと、臨場感を楽しむことができませんよね。
しかし重低音やサラウンドの場合は、通常より音が響きやすいので自分では大きく感じていなくても、隣の部屋の人にとっては不快に感じやすくなります。
その場合はヘッドフォンで聴いてみてはどうでしょうか?
ワイヤレスのヘッドフォンもあるので、自分の好きな体制で見ることが可能ですし、軽量でサラウンド付のものもあるので、映画鑑賞にはおすすめです。
賃貸物件では、他の部屋に住んでいる人の気遣いも大事。
自分は気をつかているけど、お隣さんが・・・と感じている場合は、直接お隣さんに注意するのでなく、管理会社や大家さんに相談がおすすめです。
間に入ってもらうことで、余計なトラブルを避けることができます。
同じ建物の中には、他人も住んでいることを忘れず、マナーをもって快適な生活を心がけることを忘れないようにしたいですね。