女性の方で賃貸物件に住む際は、間取りや室内の設備とともにチェックしておきたいのが「セキュリティ」です。
例えば夜中にドアノブをガチャガチャさせられたという経験は、意外に多く聞きます。
ドア1枚で見知らぬ人がいるなんて、とても怖いですよね。
最近では女性専用マンションもできていますが、まだまだ少ないのが実情。
家賃も割高なので金額的に難しい、また希望している場所にない場合は一般の賃貸から探すことになります。
その際に安心して住むためにいくつかのチェックポイントをご紹介します。
◆内見時はここをチェックしよう
実際に部屋を見た際はついつい室内のキレイさや収納、水回りなどを中心になりがちですが、鍵がピッキングされにくいものになっているか？も確認します。
ピッキングされにくい鍵は
・ディンプルキー
・ロータリー方式シリンダーキー
・電子錠
などがあります。わからない場合は不動産担当者に確認をとると良いです。
また内見の際は窓を開けたり、ベランダに出て様子も確認します。
配水管、非常階段電柱やブロック塀などはバルコニーへの侵入経路になりやすく、また敷地内に足場となるような物置やはしごがあると、空き巣に狙われやすくなります。
◆共有スペースの防犯をチェック
室内を見たら、建物のまわりも確認します。
オートロックがついているからと安心は禁物。
宅配業者と偽って部屋に押し入る犯罪もあるからです。
それを防いでくれるのが「宅配ボックス」。
宅配ボックスは不在の時に後で受け取る事ができる他に、宅配業者を装った不審者もシャットアウトできますので、通販で買い物をよくする方は宅配ボックス完備の賃貸がよいかと思います。
またエントランスの明るさ、防犯カメラ、管理人がいるか、入り組んでいて死角がないかどうかそしてエレベーターがある物件の場合は、防犯カメラやモニターがついているかもチェックしておいた方がよいです。
その他、エントランス以外でも出入りがあるかどうかも確認。
エントランスにはオートロックがついててしっかりしていても、非常口や裏口の駐輪場が施錠されていない賃貸物件もありますので、きちんと確認をしましょう。
◆駅からの道のりもチェック
物件がどんなに良くても、駅からの道のりが暗い場所にあると犯罪に巻き込まれる危険性が高まります。
「自分は大丈夫」
と思っていても、実は強制わいせつ事件の2割は自宅周辺で起こっています。
警視庁の平成29年度の都内における性犯罪（強制性交等・強制わいせつ・痴漢）の発生状況を見ると強制わいせつは、午後11時から午前2時までの深夜帯に最も発生が多いという結果です。
普段はそんなに遅くならないから大丈夫と思っていても、飲み会や残業で遅くなることもありますよね。
周りは住宅街だし、大丈夫と思っていても昼間と夜は違ってきます。
例えば、昼間は子供連れのお母さんや、ジョギングに利用して人気がある公園も夜になればひっそりとしてしまい、逆に犯罪者が潜みやすい絶好の場所になります。
住みたいと思った物件は一度、夜の環境を把握すると、安全かどうかも見極めができます。
また物件のまわりの環境の治安の状況は警視庁や各県の警察のHPで見ることができます。
警視庁の「犯罪情報マップ」を見てどのあたりが治安が悪いのか？を事前に見ておくと、どのエリアが危ないのかがわかりますよ。
一人暮らしを考えているけれども、セキュリティ面に心配な方はリクシル不動産アヴァンセに、お気軽にご相談ください。
女性のお客様もご来店いただいていますので、どのような物件が良いかをご提案することができます。
公式サイトで様々な物件を取り扱っております。
